組合長あいさつ

 組合員の皆様をはじめ地域の皆様におかれましては、平素よりJA新ひたち野の事業運営に格別なるご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 令和7年4月19日に第11回通常総代会が開催され、新たに理事21名、監事5名が選任されました。農業を取り巻く環境は大変厳しい情勢でありますが、役職員一丸となって邁進する所存でございます。

 昨年は、四半世紀ぶりに「食料・農業・農村基本法」が改正され、これまでの食料確保に加えて、良質な食料が合理的な価格で安定的に供給される「食料安全保障」の考え方が強化され、「農業の多面的機能の発揮」「農業の持続的発展」も盛り込まれました。

 「令和の米騒動」とも言われる米価の高騰が話題となっていますが、依然として続く不安定な国際情勢と円安の影響を受け、肥料をはじめとした生産資材の高騰など農業を取り巻く環境は厳しいものがあり、適正な価格形成に向けた議論を進めていきたいと思います。

 今次3ヵ年計画では、農業者の所得増大、コスト低減等につながる自己改革の取り組みとして4つの柱「農業」「地域・くらし」「組織・経営」「情報発信」に基づき、新3ヵ年計画自己改革工程表を策定いたしました。計画策定にあたっては「メンバーシップアンケート」を実施し、正組合員・准組合員の皆様のご意見を反映させていただきました。

 当JAは、地域に無くてはならないJAであり続けるため、自己改革の実践を支える持続可能な組織・経営基盤の確立・強化とともに、組合員との徹底した対話を通じ、総合事業を基本として「不断の自己改革」に取り組んでまいります。地域の農業をどう維持・発展させるか、地域のくらしをどう守っていくか、その実現に向かって組合員の皆様とともに歩んでいきたいと思います。

 組合員・地域の皆様には、変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


令和7年4月
新ひたち野農業協同組合

代表理事組合長 矢口博之
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