ブックタイトル広報誌 新ひたち野 No.22

概要

広報誌 新ひたち野 No.22

組合員の皆様に影響がある制度変更が検討されています～アンケートのご協力のお願い～日頃より、JA事業に多大なるご理解とご協力を賜り誠に有難うございます。今般、政府はJAの運営に影響する制度変更を検討しています。協同組合の原理原則によれば、JAの運営は政府ではなく組合員が決定すべきものであり、JAは慎重な議論を政府へ要望してきました。この制度変更は、組合員の農業やくらしに影響があり、組合員が不利益を被る可能性を最小限に抑えるためには、慎重な議論を要望するだけでは不十分であると考え、全国のJAで組合員の皆様にアンケートを実施し、その要望を政府へ届けることとしました。政府が検討している制度変更には1JAから貯金や貸出などの信用事業を分離すること、並びに2准組合員のJA事業利用を制限すること、があります。目的は農業所得増大にあるとしていますが、どのような道筋で1と2によって所得が増えるのか、納得のいく説明は現在のところ為されていないことから不安を感じている農家は少なくありません。このような制度変更が無くとも、JAは自己改革によって農家所得増大に取り組み、一定の成果を挙げています。今後も信用事業を含めた総合事業を通じて農家組合員をはじめ地域住民の皆様に様々な面でサービスをご利用頂くために、政府の検討している制度変更にJAでも不安を感じています。アンケートを実施することの趣旨をご賢察頂き、ご協力をお願い致します。また、アンケートは平成30年の10月から当JAの職員が訪問したうえで実施します。なお、本アンケートは、全組合員の方を対象に実施させて頂きますが、本件に関することやJAへの意見・要望についてはJAまでお気軽にお寄せ下さい。07 s h i n h i t a c h i n o